製品情報

避難ハッチ

改修用避難ハッチとは

  • 改修前

  • 改修後

1.現場調査

当社の営業担当が現状を確認に伺います。埋設されている避難口それ自体がスタンダードなものでも、施工方法等によってはスタンダードでない場合も見受けられます。

2.採寸

原則として施工対象となる全数を採寸します。1でも述べた通り、同じ避難口であっても埋設場所により異なるからです。本体だけでなくバルコニー床面の水勾配状況等も含めて採寸します。

3.設計

上記2に基づいて製作図面を設計します。

4.ご発注・製作

見積書に問題が無ければ、当社営業担当までご発注願います。これを受けて当社工場で製作図面を基に製作に入ります。

5.施工-打合せ・連絡等

改修工事を始める前に行う必要があります。共同住宅であれば、住人の方へのご在宅依頼や、義務設置の避難口であれば所轄消防機関への着工届の提出等です。掃除機や電気ディスクグラインダー等を用いる場合の電源借用の取り決め等も必要です。現場毎に異なりますので十分な打合せが必要です。

6.清掃・養生

改修工事に取り掛かる前に既設避難口の直下階から、ビニール等で避難口下部を養生します。周辺や撤去せずに残す部分の腐食箇所を清掃し、粉塵等の作業屑の飛散を防ぐ処置を取ります。

7.撤去作業

既設避難口の中枠のみを残してその他の部分は撤去します。建物の強度を損なうおそれがありますので、ハツリ工事は原則として行いません。また、撤去した廃材は当社工場へ搬入後、合法かつ適切に処理します。

8.取付

新しいハッチの上部を先に取り付けます。その後下部を直下階からはめ込み、上下の四隅をボルトで固定します。最後にはしごを取り付けます。

9.防水・点検

避難口の開閉、はしご等の点検・調整を行い、最後に上部回り縁の外周をシーリング材等で防水処理して完了です。

10.報告・検査

施主様へ工事完了の報告を行います。工事写真等も引き渡します。また、義務設置の避難口であれば、所轄消防機関の検査が行われる場合もございます。

以上が一連の流れとなります。  
また、改修用避難ハッチの認定については一般社団法人全国避難設備工業会が総務省消防庁の委任を受けて行っています。