サービス概要―避難ハッチ

避難ハッチ

 避難ハッチについて、ここでは構成部材別に見ていきましょう。また、は第18-7号以前の規格(以下旧規格品という。)を格納する枠と、は第19-10号、同11号(前規格品)と現行のは第23-2号、同4号(新規格品)を格納する枠とで多少の相違があります。

① 本体

袋ハッチ 中枠を中心とする上下蓋以外の部分です。本体の板厚は、1.2mm以上としなければなりません。特に取付金具を固定する部分については3mm以上としなければなりません。また、埋設時には床面から本体(中枠)上端を1cm以上の高さとすることになっています。当社の避難ハッチでは、中枠の高さは200mmが標準で口径は内寸法で正面幅(吊り元側)520mm×奥行600mmと正面幅600mm×奥行600mm並びに正面幅600mm×奥行680mmとなっております。

② 上ぶた

 蝶番等を用いて本体に固定し、かつ、容易に開けることできるものであることとされています。また、「おおむね」180度開くことができるものか、「おおむね」90度の開放状態でふたを固定でき、かつ、何らかの操作をしなければ閉鎖しないものであること、手掛けを設けることとされています。現行の避難ハッチは当社製品も含めて、大半の製品が「おおむね」90度の開放状態でふたを固定でき、かつ、ストッパーを解除する操作をしなければ閉鎖しないものであり、手掛けを設けています。上ぶたの板厚は2mm以上としなければなりません。ただし、2mm以上の板厚と同等以上の強度及び耐久性を有するよう補強等の措置を講じる場合にあっては板厚を1.5mm以上とすることができます。

③ 下ぶた

 直径6mm以上の排水口を4個以上設け、又は、これと同等以上の面積の排水口を設けることとされています。

④ はしご吊りボルト

 当社の避難ハッチは、M12のボルトにはしごを直接取り付けます。

 総務省消防庁の委任を受けた一般社団法人全国避難設備工業会の認定済です。

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