製品情報

避難はしご(つり下げ式)

OAシリーズのつり下げはしごとは

ここではつり下げはしごのうち、OAシリーズのものについて述べています。OAとはORIRO ALUIMIUM LADDERの頭文字OALからLを除いて言い易くしたものです。  

折りたたみ式のはしごなのですが、その主部材をアルミ合金製とすることでその軽量化を図ったものです。適用高さは最大で約10mに及びます。

品番についてですが、OA-○○(オーエーハイフォンマルマル)で表されます。まえの○には4から10までの数字が入り、これは長さを表します。後の○には1・2・3のいずれかの数字が入ります。 1が自在フック型、2が約φ50までのパイプに使える標準的なナスカンフックA型、3がφ50以上のパイプ又は異形管等で使うナスカンフックB型をそれぞれ表します。型式番号は以下の通りです。

1. 自在フック型

「は第28- 6号」:OA-41~81 
「は第28- 5号」:OA-91~101

    • ・窓枠の幅に金具の幅を合わせ、ボルトを締めて、調整しておきます。
    • ・窓枠の強度を充分に確認します。
    • ・突子を手前に出し、自在フックを窓枠に掛けます。

2. ナスカンフックA型

「は第28- 7号」:OA-42~102

    • ・手摺の外径寸法は50Φ以内に使用します。
    • ・手摺の外径、強度等を充分にチェックします。
    • ・突子を手前に外へだし、ナスカンフックを手摺に掛けます。

3. ナスカンフックB型

「は第28- 8号」:OA-43~103

    • ・手摺の外径寸法は50Φ以上または異形管に使用します。
    • ・異形管等の強度を充分に確認します。
    • ・突子を手前に外へ出し、異形管にワイヤーを通し、フックは必ずリングに掛けて確認します。

縦棒の先端に左右各1ヶずつ取り付けます。自在フック型つり下げ金具(コの字型)とナスカンフックA・B型つり下げ金具をそれぞれ有するタイプがあります。
自在フック型は窓枠やバルコニーの腰壁に掛けるタイプです。有効最大幅280mm、有効最小幅60mmです。
ナスカンフックA型は最大φ約50mmのパイプに対応できます。
ナスカンフックB型はφ50mm以上のパイプや異形管等に対応できます。